復活宣言

消滅宣言はしないのに復活宣言だけは声高らかに行う U D が敷地をちょっと通りますよ。はい、すみません。そう言えば過去に消滅宣言を行わなかったせいで一騒動起こしたことがありましたね…。ごめんなさいごめんなさいっ。でも人間忙しいとついつい自然消滅しちゃうんです。「あー、忙しいんだな。」ぐらいに思ってやって下さい。

さて、ほとんど空きコマがないのに平日にバイトを入れると言う無茶をした結果、サイトの方の更新がすっかり滞ってしまいました。特に講座なでしこ on Mathでなんかセンター試験前にセンター数学を扱うとか言ってたのに完全に忘れててすみません。期待していた方がいないことを期待します(←ひどい)。

えーっと…。なんか文章調が変ですねぇ。やばい、どんな風に日記を書いていたのか分からなくなった。というか誰か、 U D がどんな人間だったか教えてくれー。復活したとたんにアイデンティティ消滅の危機><;

UPされていなかった日記が…

随分と更新が滞っていたので色々チェックを入れているのですが、書いたのにUPされていなかったdiaroidがありました(>△<); その日付、なんと2008/10/11。記憶が正しければ、後期が始まって空きコマを埋めたくてバイトに応募しようとしてた頃です。書いたあと別の作業を始めて日付境界線を越え、書いたことすら忘れたまま疲れて寝たんですね、きっと。

掲示板で配列などの変数の型についてのやり取りが活発になされた時期だったので、内容は配列型の捉え方についてです。「備忘録:この辺の仕様をwikiる」とも書かれていました。書いてませんね(汗)。このまま削除するのももったいないので、暇があればなでしこTipsのページとかに焼き直して載せます。備忘録(笑)。

それで確かしらたまさんがOSCで配列型の説明をしたんですよね。どっかにその時のプレゼンの資料があったはず…。どこだったかな…。

最近jqueryを使っている

最近バイトで「jQuery」を使って開発のお手伝いをしています。jQueryというのは、有名なJavaScriptのライブラリの一つなんですが、これがかなり使いやすい。

JavaScriptはやってて非常に面白い言語なんですが、実用上はクロスブラウザとか考えないといけなくて、これがまたややこしい。さらにさらに、当然だけどHTMLの妥当性とかも考える必要がある。色々知っていないといけないことが多くて、プロですら全て正しいコーディングをするのは難しいと聞いたこともあります。

今までも趣味でJavaScriptコードを書くことはありました。しかし、そんなムズカシサを知っていたので、実際にJavaScriptを使用したWebページは、2009-02-12現在ではSite Untitledにはありません。気が向いたらユーザビリティを向上させるべくjQueryを使って何かするかもしれません。

ではjQueryというlibraryはどこがすごいか。暗黙的に要素に対して反復処理される所とか、クロスブラウザやエラー対処の部分をほとんど気にかけなくていい所です。ブラウザ互換などの問題は全てlibraryが吸収してくれるし、メソッド名なども適度に短く分かりやすいので、組みたいプログラムのことだけに集中すればよく、とても効率よくプログラミングできます。

なでしこ」も、日本語で記述できるし非常に多機能であるため、あまり難しいことを考えなくても効率良くプログラムを組めます。それと似た感じですね。まぁ別の言い方をすれば、「なでしこ」も「jQuery」も、ものすごい砂糖のカタマリ(syntax sugar)なんですが。f(^^;)

書評:『不全世界の創造手』

『不全世界の創造手(アーキテクト)』というSF小説を、404 Blog Not Foundにて書評を読み面白そうだったのでAmazon.co.jpで技術書の類と一緒に購入し、昨日届いたので早速読みました。約2時間で読了。まだまだ遅いなぁ。

VNマシンという自己複製機能を持ったロボットを実現させようとしている天才エンジニアの少年ユーキと、人の才能を見抜くことに抜群の勘を持った天才投資家の少女ジスレーヌ(ジス)。二人の天才が出会い、協力し、世界を大きく変えていく。

簡単に説明するとこんな感じでしょうか。まぁSFノベルなんですが、Amazon.co.jpの説明文では、新感覚近未来青春物語とも書かれています。そんなジャンルあるんかいな…。読んでみての感想は大方の書評と同じで、4.5つ星ぐらいといったところ。かなり満足。

ユーキジスのあまりに現実離れしたその天才っぷりは、もう突っ込み所満載なフィクションだけど、その分、その現実離れした能力で世界を大きく動かしていく爽快感は大きい。彼らは実在しないフィクションだけど、もしも実在していたら世界はこんな風に変わるのだという期待感とも言える。

そして本書の大きな特徴の一つは時間の進み方。物語の初めで12歳のユーキ少年が描かれ、物語が進むにつれて歳をとり、エピローグでは正確な記述はないが25歳ぐらいだ。この時間の進み方、つまり物語の進み方が実に滑らかで無駄がない。描かれている時間と描かれていない時間の両方に面白さが散りばめられていて、少しずつ夢の実現に近づいていく期待を増幅してくれる。そう、描かれていない時間でも物語は当然進んでいて、それでもそこで何が起きたのか想像がつく。ああ、この1年の間でまた夢に近づいて行っているな、と。

考えてみると「天才モノ」が結構好みで、「天才ファミリーカンパニー」という漫画とかがかなり好きです。ずば抜けた天才が、現実的な世界で活躍するという構図(フィクション)が、分かりやすくて爽快なんですよね。ファンタジーの世界にも天才は現れるけれど、ファンタジーの場合は個性的なキャラクターが多く出てくるのが当たり前なので、そこまで爽快さを感じなかったりする。リアルな世界に場違いなぐらいの天才がいるからこそ面白いのだろうと思う。

ところで、青春って言っても夢を追う方の青春の意味合いが強くて、ユーキとジスの恋愛描写はかなり少ない(人によっては物足りないかな)感じなので、そこは「想像」で補わないといけませんが(あの後船倉で何やったんだー、とかね(笑))。それもまた面白さの一つ。そんなわけで、本書はSFだけど、天才物語もしくは新感覚近未来青春物語が読みたい人にオススメです。

読んだ本にはどんどんreviewoid、つまり書評っぽげなものdiaroidにつけていこうと思ってたのに、考えたらこれが最初ですねぇ。ってかreviewoidは流石に無茶があるなぁ。revoidとかかなぁ。ネイティブならどうするのかな。まぁそもそも、-oidに固執してるのが大間違いですが(爆)。