今度は「扇形」を描く命令を考えましょう。扇形は、円(楕円でなく真円)の中心から切り込みを入れて抜き取った図形です。いわゆる(切った後の)ケーキを上から見た形ですね。
この図形の境界は周りの「円弧」と切り込みの「線分」でできています。「円弧」の曲線を描く命令は、 2(b) 節で既に扱っているので、これを再利用しましょう。
# 「母艦の100,100と200,200からPI/3だけ扇形」のように使う ●扇形({グループ=?母艦}OBJのX0,Y0とX1,Y1からαだけ|OBJにY0でY1よりαまで) Rとは数値。θとは数値。Iとは数値。 (X1-X0),(Y1-Y0)をR,θへ極座標変換 Δθとは数値=α/分割数 点列とは配列。 点列[0][0]=X0。点列[0][1]=Y0 点列[1][0]=X1。点列[1][1]=Y1 Iを2から分割数+1まで繰り返す θにΔθを直接足す 点列[I][0]=X0+R*COS(θ) 点列[I][1]=Y0+R*SIN(θ) 点列[I+1][0]=X0。点列[I+1][1]=Y0 OBJに点列で折れ線
中心点からの線分が 2 本必要なことに注意してください。