「継続表示」命令

「Sを継続表示」「Sと継続表示」と使います。改行しない「表示」命令です。

『ほげ』と表示。
『ふが』と継続表示。

「移動」命令

X,Yへ移動」と使います。部品の初期配置や表示位置を決めるシステム変数「基本X」「基本Y」を変更します。別名命令として「MOVE」があります。

200,200へ移動。
『瞬間移動!』と表示する。

「点描画」命令

OBJX,YCを点描画」と使います。対象OBJの1ピクセル(X,Y)に色Cを描画します。

10,10へ赤色を点描画。
※たった1ピクセルなのでよーく見ないと分からない。

「点取得」命令

OBJX,Yを点取得」「X,Yの点取得」と使います。対象OBJのピクセル(X,Y)に描画されている色番号を取得します。別名命令として「画像色取得」があります。

10,10の色取得して言う。

「塗る」命令

OBJX,YCOLORBORDERまで塗る」と使います。画像OBJ上で、境界線で囲まれた図形を色COLORで塗り潰します。塗り潰し開始点として図形内の1ピクセル(X,Y)を指定します。境界線の色はBORDERで指定し、同じ色で線が続いていない場合や、1ピクセルでも切れている場合は、境界と見なされません(そこから外側へと塗ってしまう)。

線太さは1
塗りスタイルは『透明』
『100,100
200,100
100,200
200,200』で多角形

1秒待つ

150,125を赤色で黒色まで塗る

ペイントの塗り潰しツール(ペンキ、インク)に似ていますが、「塗る」命令は境界線の色以外も塗り潰してしまいます。

「画像色置換」命令

OBJABに画像色置換」と使います。対象画像OBJ全体で、色Aを色Bに置き換えます。ただし、似た色、近い色は置き換わりません。

文字色は赤色
文字サイズは60
10,10へ『Aあ1一』を文字描画
文字色を黄色に画像色置換

特殊効果を施す画像処理系の命令

その他にも、モザイク、ネガポジ反転、回転など、特殊効果を施す命令が多数存在します。

  • OBJAの画像モザイク
  • OBJAの画像ボカシ
  • OBJAの画像シャープ
  • OBJを画像ネガポジ
  • OBJAで画像モノクロ
  • OBJを画像ソラリゼーション
  • OBJを画像グレイスケール
  • OBJAで画像ガンマ補正
  • OBJAで画像コントラスト
  • OBJAで画像明度補正
  • OBJAで画像ノイズ
  • OBJAで画像セピア
  • OBJを画像右回転
  • OBJを画像左回転
  • OBJAで画像回転
  • OBJを画像垂直反転
  • OBJを画像水平反転
  • OBJAに画像ビット数変更
  • OBJを画像線画変換
  • OBJを画像エッジ変換

数が多いので、これらの命令について詳細は割愛します。特殊な効果もありますが、使い方はそのままです。